ジッパーウォレット

  • 2017.09.29 Friday
  • 08:52

ジッパーウォレットは、最近ウォレットの中でのとても人気のアイテム。

 

前は女性用によく使われていましたが、数年前ぐらいから男性もよく使うようになりました。

 

ただこのジッパーウォレット、作成がシンプルながら難しいんです。

ジッパーは真っ直ぐにならないと綺麗に開け閉めができません。

またスレイヤーのウォレットはバックボーンを使用したゴツイもの。

柔らかな素材ならまだしも、硬い素材でのジッパーウォレットの作成は本当に大変です。

 

最初に中身を作成し、後から外を取り付ける仕組みで作成しているのですが、

とても苦労したのが、ダブルステッチと中身を合わせることです。

 

 

ジッパーの布部分と平行に真っ直ぐ縫わないと、ジッパーは開閉しづらくなります。

またきつくしすぎると革が布部分を引っ張り、布が破れやすくなります。

なので全て手作業で縫い付けています。職人の手がかかることによって、

柔らかく、ソフトな手触りを実現しています。

 

またイカツイ背ワニを使用する時はまた特別な作成方法で作り、通常の方法とは

異なる独自に研究した複雑な作成方法を使用します。

 

 

そうすることで、しっかりした作りながら、手作業の柔らかさが残る作成方法になります。

 

 

これまでに何度もウォレットを解体し、研究し、また背ワニなどは一体一体微妙に曲がり方が

異なるので、その曲がりに合わせて、少しづつ型を変えいく方法に行き着きました。

 

工場への出張へは使用した財布を持参し、スタッフに説明しどこが使いにくいか、どうすれば使いやすくなるか

改善をしてもらいます。現地スタッフも改善についてはとても真剣に対応し、MADE WITH JAPANを

実行してくれています。

 

毎回上手くいくわけではないので、煮詰まった時は、工場の原付バイクでしばらく散歩をし、アイデアが出るまで

街中をぐるぐるすることもあります。現地スタッフの良さと日本人の良さを絶妙なバランスでミックスできるようなアイテムができることを願っていつもアイテムを作るようにしています。職人が財布を使ってもらう人を思って、財布を使う人が職人を思って、

使うことが私たちの願いです。

 

はっきり言って3歩歩いてはまた2歩下がってみたいな歩みですが、1歩は前進ができます。

たまには4歩下がることもありますが、そしたら5歩前進する様にします。

下がってわかることもたくさんありますからね。

 

そんな思いで日々工場で過ごしています。帰国までどれぐらい前進できるか楽しみです。

 

 

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